Japan Creators Laboの宮下です。

本日は、Synthesizer Vで歌詞を入力する方法について書きます。

歌詞の一括入力

歌詞入力のダイアログ表示

マルチエディットツールで歌詞を入力するノートを選択する。

マルチエディットツールで歌詞を入力するノートを選択

修正/歌詞入力を選択する。

修正メニューより「歌詞入力」を選択

ショートカットキーは、⌘+Lです。

「スペース区切り」を使った歌詞の一括入力

歌詞入力ダイアログを表示し、歌詞を入力する。

ノートごと区切る位置でスペースを入力する。

下図では、
「しん」は1ノートに2文字入れるため、「しん」でまとめています。
その他の歌詞は1文字ごとスペースを入れています。

歌詞入力画面でスペースを入れた状態

「1文字ずつ区切る」を使用した歌詞の一括入力

1ノートに1文字と決まっている場合は、「1文字ずつ区切る」オプションを使うと便利です。

スペースなしで歌詞を入力し「1文字ずつ区切る」オプションにチェックを付ける
きれいに1ノート1文字になりました

「1文字ずつ区切る」を使った歌詞一括入力の法則

音引きや小文字(っ、ゃ、ゅ)なども1文字として区切られます。

意図しない文字区切りになる場合もあるので、使い分けが必要。

ノートよりも歌詞が多くなった場合、歌詞は途中で切れる。

「自動繰り返し」を使った歌詞入力

歌詞を繰り返すセクションでは、「自動繰り返し」オプションが使えます。

マルチエディットツールでノートを選択する。

歌詞入力ダイアログを開く。

ノート選択後、歌詞入力画面を開いたところ

1セクション目の歌詞を入力し、「自動繰り返し」オプションにチェックをつける。

1セクション目の歌詞を入力して「自動繰り返し」オプションを設定した状態

確定を押して歌詞を入力する。

1セクション目の歌詞が2,3セクション目にも反映された

まとめ

  1. ノート1つ1つをダブルクリックして歌詞入力をしなくても、歌詞の入力ダイアログを使うことで、選択範囲に対して一括入力ができる。
  2. スペース区切りを使うとノートごとに歌詞を分割できる。
  3. 自動繰り返しを使うと、繰り返しセクションの入力が1度だけの入力で済む。

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